PAN-OSには、特許取得済みのトラフィック分類テクノロジであるApp-ID™が搭載されています。App-IDは、新しいアプリケーションを自動的に検出して制御します(正規トラフィックのなりすまし、ポート ホッピング、または暗号化によるファイアウォール侵入によって検出を回避しようとするアプリケーションも含む)。
PAN-OSにはUser-ID™が搭載されています。これにより、ユーザーの識別と認証が簡素化され、スタッフはゼロ トラストを容易に導入できます。PAN-OS®はフィッシング攻撃からユーザーを保護し、悪意のあるWebページへの認証情報の送信をブロックして、ユーザーの異常な振る舞いを自動修復します。
PAN-OSの機能であるDevice-ID™は、デバイスのポリシー ルールを提供します。デバイスのIPアドレスや位置が変更されても問題ありません。Device-IDによって、デバイスおよびデバイス ポリシーとイベントとの関連性を把握します。PAN-OSは、セキュリティ、復号化、QoS、および認証ポリシーの改善に役立ちます。
Device-IDやApp-IDと同様に、ネットワークを通るトラフィックのコンテンツをContent-ID™によって把握して制御できます。Content-IDによってネットワーク トラフィックを1回スキャンするだけで包括的な脅威防御を実現し、NGFWのパフォーマンスを最適化します。
セキュリティ機能をどんどん追加していくだけの従来の戦略では、パフォーマンスが低下し、遅延が増加します。弊社のシングル パス アーキテクチャは、必要なすべてのセキュリティ機能を1回のスキャンで実行することで、複雑さを軽減し、総所有コストを最少限に抑えます。
暗号化トラフィックが検査されないと、組織はトラフィックに隠れているセキュリティ リスクに気付きません。ハッカーはこの可視性の欠如を利用して、暗号化されたトラフィック内にマルウェアを配信します。PAN-OSにより、TLSとSSLの暗号化トラフィック(TLS 1.3とHTTP/2を含む)の包括的な復号化を実現します。
投資収益率(ROI)
セキュリティ侵害の削減
正味現在価値(NPV)
PAN-OS 10.1では、最新機能に加えて、以前のリリースで導入された革新的な機能も利用できます