ビールや軽食と共に、最近の脅威動向やそれらに対する防御方法をデモなどを交えてお客様やパートナー様にご説明する「Beer, Pizza & Cybersecurity Meetupシリーズ」。
第3回目のテーマは、「クラウドサービスにおける設定不備の防止・抑止についてのガイドラインに関して解説」です。
ここ数年、クラウドサービスにおける設定不備による情報漏洩や不正アクセスの原因となるインシデントが増加しており、看過できない状況が続いています。
そこで、そのような状況を鑑みて、昨年総務省は「クラウドサービス利用・提供における適切な設定のためのガイドライン」を公表しました。
総務省 報道資料:https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01cyber01_02000001_00149.html
当ガイドラインでは、利用者側のミスや理解不足などから、クラウドの設定不備が発生してしまわないよう、安全安心なクラウドサービスの利活用を推進するための具体的な対策が整理されています。
当セッションでは、総務省が推進している安心安全なクラウド利活用に向けた考え方の背景にあるクラウドの脅威動向・状況を詳しく解説し、クラウドの設定不備による重大なインシデントの発生を撲滅していくための対策についてご説明いたします。
講 師
パロアルトネットワークス株式会社
クラウドセキュリティ技術本部
Chief Technology Officer (CTO)
アジェイ・ミスラ
2002年、横浜国立大学院電子情報工学科 修士号 取得。
半導体機器・家電・金融サービス・小売をはじめ、多様な業界のセキュリティシステムの設計などに15年に渡り携わり、その後国内主要業界のDDoSソリューション、クラウド型WAFやランサムウェア/マルウェア対策ソリューションにおけるプリセールスを担当し、多数の大規模案件に貢献。
流暢な日本語を駆使した講演経験も豊富で、自社セミナーをはじめ一般社団法人金融ISACや日本シーサート協議会においては、独自に考案した「ホワイトハッキングセミナー」の講師を数多く務めている。