デジタルトランスフォーメーション(DX)をはじめとしたビジネスニーズの変化によりITインフラが変化し、パンデミックや地政学的諸問題などの影響を受けてサイバーリスクも多様化する中で、セキュリティの領域ではサプライチェーンリスクが深刻になっています。部品や製品、サービスの供給元や業務委託先などの組織の利害関係者の過失、故意で発生したインシデントによって、組織の事業継続だけでなく、サプライチェーンを含めたステークホルダーに対して甚大な影響を与えうるリスクです。
このレポートでは、国内の民間企業、官公庁、自治体、その他団体に所属するセキュリティの意思決定者・決裁権者を対象に独自に実施した調査を元に、サプライチェーンセキュリティインシデントによる被害の発生状況や、サプライチェーンリスクに対する対策上の課題など、以下の調査結果を業種別データを含めてご紹介しています。