企業のインフラの変化によって、従業員は場所を問わずどこからでもビジネスリソースにアクセスして業務を行えるようになり、その結果、企業のインフラからは従来の「社内」「社外」という概念はなくなり、サイバー攻撃や内部犯行といったサイバーリスクも大きく多様化、深刻化しています。
国内・海外問わず、多くの企業・組織から注目が集まっているのが「ゼロトラスト(Zero Trust)」です。ゼロトラストの採用には、単なるセキュリティツールの導入ではなく、原理・原則に対する理解と、それを踏まえた自組織環境への実装、徹底が不可欠になります。
サイバーセキュリティのリーディングカンパニーであるパロアルトネットワークスでは、国内企業のゼロトラストに対する取り組みの現状、課題や障壁を明らかにする目的で、2021年7月に独自の調査を実施しました。「ロード・トゥ・ゼロトラスト ジャパンサーベイ2021年版」では、国内企業のゼロトラストへの取り組みの現状を深掘りし、ゼロトラストの採用やサイバーセキュリティの取り組みが全般的に進んでいる企業と進んでいない企業間での違いを明らかにしています。
国内企業のゼロトラストへの取り組みの現状
国内企業のゼロトラスト理解度
国内企業におけるサイバーセキュリティの位置づけ
国内企業の「ゼロトラスト成熟度」
国内企業のサイバーセキュリティの取り組みの現状