Prisma® SASE 3.0により、管理対象外デバイスにゼロトラストを拡張し、AIでデータを保護。
パートナーと顧客のアプリケーション性能が向上
世界的なサイバーセキュリティのリーダー企業であるパロアルトネットワークス株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役会長兼社長：アリイ・ヒロシ、以下パロアルトネットワークス）は、Prisma® SASE 3.0のローンチに際して、ワークフォースの将来性と変革を実現する最新のイノベーションを発表しました。Prisma SASE 3.0は、業界初のネイティブに統合されたエンタープライズブラウザ、AIを活用したデータセキュリティ、および最大5倍高速化の動的アプリケーション処理などで、管理デバイスと管理対象外デバイスの両方を保護するゼロトラストを実現します。
パロアルトネットワークス ネットワークセキュリティ担当SVP兼ゼネラルマネージャー、アナンド・オズワル（Anand Oswal）のコメント：
Prisma SASE 3.0は、セキュリティギャップを埋めアクセスの課題に対処するために、既存のセキュリティアプローチを刷新します。管理対象外デバイスのセキュリティを確保する問題は、アプリアクセラレーション（App Acceleration）によるメリットやデータ分類の正確さと同様に軽視することはできません。すでに当社では、業界をリードするSASEソリューションに革新的な機能を追加し、現代の組織におけるアクセスを安全なものにしています。
今日の職場環境において、従業員は場所や利用するデバイス、アクセスするアプリケーションに左右されることなく、生産性を維持できる自由度を求めています。これまでのSASEでは、こうしたニーズを満たせず、イノベーションやアジリティが阻害されていました。Prisma SASE 3.0は、データを活用してビジネスを推進する企業が直面している多くの課題に対処するために強化された機能を備えています。
Prisma Access Browser：ネイティブに統合されたエンタープライズブラウザで組織を保護し、数分でゼロトラスト保護を管理対象外デバイスへ拡張します。AIを活用したセキュリティにより、1日に最大230万件もの新たに発生したユニークな攻撃を特定します。Forrester1によると、従業員、請負業者、サードパーティの半数以上が、個人のノートPCやモバイルデバイスなどのBYOデバイス（Bring Your Own Device）から企業データにアクセスしています。Prisma SASE 3.0を導入すると、IT担当者は脅威をリアルタイムで監視し軽減することが可能になるため、従業員は好みのデバイスからあらゆるアプリケーションに安全にアクセスできるようになります。
1 The State Of Endpoint Security, 2022, Forrester, July 2022.
AIを活用したデータセキュリティ：すでに包括的なデータセキュリティソリューションを提供しているパロアルトネットワークスにとって、データ分類の精度を高める画期的な機能です。業界初のLLMを活用した分類は、コンテキストを認識する機械学習（ML）モデルの強みと、LLMベースの自然言語理解の威力を組み合わせることにより、MLの行動分析の精度を高め、機密データの保管場所と移動先を監視し保護します。Prisma SASE 3.0により、SaaS、生成AI、およびクラウドアプリケーションは、企業データを保護しながらビジネスの成長を促進することが可能になります。
アプリアクセラレーション：インターネット経由でアプリケーションに直接アクセスする場合と比較して、アプリケーションの性能を最大5倍向上させ、生産性とセキュリティを最大限に確保します。アプリアクセラレーションを搭載したPrisma SASEは、特許取得済みであるアプリ認識技術を活用し、あらゆるユーザーのアプリケーションを個々に高速化する業界初のSASEソリューションです。パロアルトネットワークスは、Amazon Web Services（AWS）、Slack、ServiceNow、Google、Zoom、SAPなど、主要なクラウドサービスプロバイダーやエンタープライズアプリケーションと連携して、アプリケーションの性能を向上させ、レスポンス速度の高速化により、より迅速にお客様に対応できるよう支援します。
Google Workspace、製品担当VP、ユリエ・クウォン・キム（Yulie Kwon Kim）氏のコメント：
Google Workspaceは、市場をリードするセキュリティパートナーのエコシステムにより、業界屈指のセキュリティ機能を拡張し、Workspaceのお客様が個々のセキュリティ態勢の要件を満たせるよう自由で柔軟性の高い選択肢を提供します。パロアルトネットワークスは、当社のエコシステムにおける戦略的パートナーであり、Prisma SASEアプリアクセラレーションの提供開始によりWorkspaceのユーザーにメリットがもたらされることを大変嬉しく思います。
ServiceNow、Technology Workflow製品担当SVP兼ゼネラルマネージャー、パブロ・スターン（Pablo Stern）氏のコメント：
Prisma SASEアプリアクセラレーション技術の統合を通じてServiceNowとパロアルトネットワークスが協業することで、両プラットフォームは相乗効果を発揮し、お客様がより効率的にビジネス目標を達成できるよう支援します。パロアルトネットワークスは、市場を先導するイノベーションをお客様にお届けするというServiceNowのミッションに共感し、卓越した業績とカスタマーエクスペリエンスを実現する専門知識と実績を誇る貴重なパートナーです。私たちは、安全で効率的な方法で働き方の未来を形成するために、このパートナーシップを次のレベルに引き上げることを嬉しく思います。
Slack、ソフトウェアエンジニアリング担当SVP、ミレーナ・タラベラ（Milena Talavera）氏のコメント：
Slackは、ユーザーが必要な時に適切な情報を得られることの重要性を認識しています。それゆえに連携を重視したアプローチを採用することで、AIを活用した業務用プラットフォームを提供しています。パロアルトネットワークスのアプリアクセラレーション技術をSlackに統合することで、両社のお客様はセキュリティを優先しながら性能を大幅に向上させ、ファイルのダウンロード時間を劇的に短縮できるようになります。この統合によって、ユーザーが時間を節約し、より生産的に仕事ができるようになることを期待しています。
Zoom、最高エコシステム責任者、ブレンダン・イッテルソン（Brendan Ittelson）氏のコメント：
Zoom Workplaceは、AIを活用したオールインワンのコラボレーションプラットフォームであり、組織のつながりとコミュニケーションのあり方を再定義し、かつてないほど効率性と有効性を向上させます。パロアルトネットワークスのPrisma SASE用アプリアクセラレーションと組み合わせることで、チームの連携とコラボレーションの方法を再定義します。さらに、業界をリードするセキュリティであらゆるインタラクションを保護し、最高のユーザー体験を実現するために絶えず最適化することができます。最先端の技術をシームレスに統合し、比類のないユーザー体験を提供するという揺るぎないコミットメントは、弊社の他社との差別化となり、ユーザーは自由に、安全に、そして自信を持ってコミュニケーションできるようになります。
Prisma SASEは、セキュリティ処理とアプリの性能において業界をリードするSLA（サービス品質保証）を継続して提供して参ります。Prisma SASE 3.0及びアップデートされた機能は近く一般提供される予定です。(Prisma Access Browserの提供開始は7月を予定 (*但しスタンドアロン版は既に提供済み))
各機能やそのほか業界をリードするSASEのイノベーションの詳細については、ブログでも紹介しています。
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パロアルトネットワークス株式会社について
パロアルトネットワークスは、サイバーセキュリティのグローバルリーダーです。企業や組織が安心してテクノロジーを活用できるよう、サイバー脅威を克服するための技術革新に努め、世界中のあらゆる業界の何千ものお客様に、次世代サイバーセキュリティを提供しています。最高クラスのサイバーセキュリティプラットフォームとサービスは、業界をリードする脅威インテリジェンスに支えられ、最先端の自動化によって強化されています。ゼロトラストエンタープライズの実現に向けた製品の導入や、セキュリティインシデントの対応、ワールドクラスのパートナーエコシステムを通じたより良いセキュリティ成果の提供などにより、毎日をより安全なものにするための支援に取り組んでいます。それが、パロアルトネットワークスがサイバーセキュリティのパートナーとして選ばれる理由です。
パロアルトネットワークスでは、ミッションの実現に向けて最高の人材を集めることに尽力しており、Newsweek誌の「最も愛される職場」（2021年）、Comparably（職場文化モニタリングプラットフォーム）の「多様性に優れた企業」（2021年）、HRC（ヒューマンライツキャンペーン）の「LGBTQ平等のための最高の場所」（2022年）に選出されています。詳しくは http://www.paloaltonetworks.jpをご覧ください。
※Palo Alto Networks、Palo Alto NetworksロゴおよびPrismaは米国およびその他の国・地域におけるPalo Alto Networksの登録商標または商標です。本書に記述されているその他すべての商標、商号、サービスマークは、各所有者に帰属します。
※本プレスリリースはカリフォルニア州サンタクララ発、2024年5月2日発表の抄訳です。翻訳版と英語版で齟齬または矛盾がある場合、英語版が優先します。
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